おはようございます!
まずは昨夜の相場を振り返っておきましょう。
僕が主戦場としておりますCFDナスダック100ミニ指数ですが、昨夜は前日比でマイナス0.36%の「14857.5(BID)」と僅かながら下げで引けました。
昨日のブログで「今週は下目線継続」としておりましたので、とりあえずはよかったです。
個人的なトレードの結果ですが、昨夜も好調をキープできまして、欧州からの戻り(反転上昇)はこの金利高では続かないという理由を背景に平均建値「14896.7」でショートエントリーし、0時6分のほぼ底値で利確できました。
このスクショの直後に利確しました。
てかですね、これも「尿意のお告げ」なんですよ。
ちょうどこの時間にトイレに行きたくなりチャートを見たところ、結構ロットを張っておりましたので含み益が良い感じに膨れており、しかもターゲットとしていたポイントまで下がってきておりましたので即行利確したのですが、果たして、今朝ほど引け値を見てみますと、この後から反転上昇がはじまり、最終的にはほぼ建値付近まで戻されておりましたのでかなりラッキーでした。
いやほんと、夜の尿意はありがたい草
実はこの後にも「おかわり」をして「14,890」でショートを入れていたのですが、引け前にビビッて微益で利確したました。ま、負けなかったから良しとします。
さて、本日ですね。
タイトルにもありますように、今週の「本番」は本日21時30分です。
そうです。「米雇用統計」ですね。
個人的には、雇用統計の項目のうち、
- 失業率
- 非農業部門雇用者数
- 平均時給(前月比)
この3項目を特に重視しておりまして、この数字如何で上下ともに大きく動きますから今から頭をフル回転して考えております。
とりあえず市場予想がでておりますのでそれから見ていきましょう。
・失業率→予想3.8%(前月3.8%)
・非農業部門雇用者数→予想16.8万人(前月18.7万人)
・平均時給→0.3%(前月0.2%)
このようになっております。
これを基にどのように考えるのか。
個人的には一昨日のADP雇用統計と昨夜の新規失業保険申請件数の結果から、以下のように予想しました。
・失業率→予想通りの3.8%か下振れして3.7%
これは昨今の景気減速を受けて「辞める人が少ない」、つまり、労働市場が過熱していた時のように、好待遇を求めてコロコロと転職できるような状況ではなくなったのではないのかと考えて、ゆえに失業する、つまり職を無くす人が減った=失業率は予想通りか下振れを想定します。
ということは「労働市場は過熱感は薄れたとはいえまだ堅調である」=FRBの利上げ観測再燃という図式で株安材料になるのかなと。
次に非農業部門雇用者数の予想です。
・非農業部門雇用者数→市場予想と同じか市場予想を大きめに下回る。
これは先日のADPの雇用統計で市場予想を大きく下回ったことからこの傾向は反映されると見て、本家雇用統計でも市場予想を下振れすると見ております。
ここを市場がどうとらえるのかが分かれ道となりますが、この「非農業部門雇用者数の減少」という状況「だけ」を見れば「労働市場の軟化」、つまりFRBが望む失業率の上昇(働く人が減ると経済活動の減速が予想されインフレが収まるから)に繋がると見ることができますが、しかし、個人的には「これこそが」景気後退、つまりインフレの減速を通り越したいわゆる「リセッション」の兆候だと判断します(企業側が新たに好待遇で人を雇うことをしない。つまり企業も余裕がなくなってきている。で、次回の雇用統計で失業率が上がる。)ので、個人的には下ブレたら「株安材料」と見ております。ここが肝ですね。外れたら潔く撤退します。
あとは「平均時給(前月比)」も重要ですね。
・平均時給(前月比)→市場予想通りの0.3%
こちらは市場予想が前月比を上回る0.3%(前月は0.2%)なので、これは市場予想通りを想定します。
もしこれが0.4%とかになると間違いなく株安でしょうね。
まとめます。
失業率が前月と同じが下がり、非農業部門雇用者数も下振れし、平均時給が予想どおりが上振れする。
上記の前半2つの指標は「労働市場の堅調と軟化」の両方を示すこととなりますから見方が分かれるところですが、平均時給が上回れば「賃金インフレは抑えたい」というFRBの思惑が作用して、トータルで見ると株安に振れる。
このように現時点では見立てております。
さて、長くなりましたがチャートも見てみましょう。
まずは日足から。
昨夜に上髭を引いて終えたことから、黄緑のトレンドラインを引き直しております。
それを考慮して見てみますと、やはりまだ下降のトレンドラインを上抜けられていないという見かたができますので、日足からも「下目線」をメイン路線にして見ていきたいと思います。
次に1時間足です。
値動き的にはレンジっぽいですが、個人的には黄緑の短期的なトレンドラインで堪えきれなかったとみて、雇用統計までは上下繰り替しながらも徐々に上値も下値も切り下がりながら移行し、雇用統計発表直後は大きく上下して揺さぶられるも23時半頃から徐々に売りが勢いを増してきてじわじわと低下、結局引けには6月8日に開けた窓を埋める大きめの下落となる、という展開を想定しております。
ゆえにメイン路線は「青矢印→青矢印」の値動きです。
一旦上に行っても昨日に出来高の多かった価格帯で叩かれて下に向かうとみております。
今日は雇用統計発表前にはポジションを持たず、トレンドが出始めてから動きたいので早くても22時頃から。トレンドがはっきりしなければ22時30分からの値動きと23時30分頃からの値動きを注視して、基本路線はショートで参戦する予定でおります。
逆にいけば見送るか、ポジションを持っていれば損切り撤退するだけですね。
いや~ワクワクしますね!!
以上です(*^^*)
いつも応援ありがとうございます!