おはようございます!
まずは昨夜の相場を振り返っておきましょう。
僕が主戦場としておりますCFDナスダック100ミニ指数ですが、昨夜は前日比でプラス0.12%の上昇の「14266.8(BID)」で引けました。
個人的には昨日も下目線でしたので大局としては外しましたが、しかし、このところ値動きが激しい時間帯となっております日本時間の午前2時頃からの下落をタイミングよくとらえることができ、昨夜は小さいですがプラスで終えることができました。
てかあの強い個人消費とミシガン大消費者信頼感指数であまり下がらなかったのは意外でした。
ま、メインは昨日のブログでも書きましたが、「14,210」を下回ってからの本格的な下落狙いでしたので、その下の「14,205」で置いておいた逆指値は約定せずでした。当然ながらこの逆指値は継続しておりますので、週明けが楽しみでございます。下がるでしょう。
さて、今日は土曜日で相場がありませんので、毎度のことながら今週の相場をゆっくりと振り返ってみましょう。
来週の見立てはまた明日・明後日と分けて書いてみたいと思います。
さて今週ですが、今週もまた大きく下げる展開となりましたね。
とりあえず週足のチャートを見てみましょうか。
昨夜が僅かながらも陽線で終わったことから週足も僅かですが下ヒゲを残す形となりました。
ですがご覧の通り実体は非常に長く伸びた陰線となっており、今週も売り方の勢いが強かったことを示唆しております。
また、1つの目安となる「14,420」付近にある水色のサポートラインを奪還できずに終えてしまったことで、次のサポートラインまでかなり距離のある形、つまりもっと下に動かないと支えるものがない状況で今週は終わったという形となっております。
これらから考えることは、やはり多くの方が指摘しておりますように、米国債の長期金利の高騰・高止まりがかなり影響しているなということと、米国の経済はこのインフレ下でも強く、FRBはさらなる引き締め的な金融政策を実行する、もしくはもっと長く継続するということを色濃く考えなければいけない状況となっているのかなということで、それを嫌気した投資家・トレーダーが売ってきているのかなという印象です。
このあたり、もう少し整理して考えますと、「下げ相場だからショートしている」というよりも、「確かに長期金利も高いし地政学的なリスクもあるから買い向かいづらいというのもある。しかし逆に考えればこの長期金利の高止まりはFRBの利上げに相当するからFRBは利上げをポーズする確率が非常に高まった。ということは単純に考えて次の段階は利下げだ。歴史的に利下げがあった数か月後に本格的な下落があり、それが一段落すると反転上昇のフェーズになるから、その時のためにとりあえず現金化しておいて来るべき買い場に備えておこう。しかも中東情勢もどうなるかわからんし。」という意味合いでの売りが強いように感じております。
ということで、今週は上記の理由から大きめに売られたとみておりまして、この傾向はFOMCで大きな動きがない限り来週も続くとみております。
チャート的にもまだ反騰するような傾向は見当たりませんしね。
逆も想定して相場が上を向いた場合も考えておきましょう。
その場合、上げ相場の要因として挙げられるのは、ここ最近の10年債利回りの高金利は債券が叩き売られているから、および米国が債権を乱発しているからということで起こっておりますが、どうやら5%の声を聞いた頃から頭打ちの感が出てきておりそろそろ債権を買い始めようという動きも感じられておりますので利回りも下がってくる段階となり、となると金利高止まりで苦労している中小企業の業績も上がってくる可能性が高まり、よって株価も上向き、つまり指数もそれにつられて上がってくるという図式が見えてくるというのが、騰がっていく場合の「理由付け」でございます。
ということで、相場なので当然どちらにも動く可能性があり、しかもその要因は複雑なもので一筋縄ではいかないこと承知の上でございますが、相場を考える材料としてシンプルに考えることも大切だと思っておりますので、今週の振り返りとともに、非常にザックリですが来週の相場の上げ・下げの両方で単純な見通しを書いてみました。
明日は日足を使って、明後日は1時間足を使って徐々に視点を近づけながら見立てを立てていきたいと思います。
皆様、今週もお疲れさまでした(*^^*)
以上です(*^^*)
いつも応援ありがとうございます!