おはようございます！
まずは昨夜の相場を振り返っておきましょう。
僕が主戦場としておりますCFDナスダック100ミニ指数ですが、昨夜は前日比でマイナス0.04％の「16043.9（BID)」と僅かながら下げて引けました。
個人的なトレードですが、見立てでは「上目線」としておりましたが想定よりかなり早い段階でターゲットまで達しておりましたので、あの昨夜のニューヨークの寄りでグングンと騰がっていく様を逆に不信感を持って眺めておりまして、「これは急激すぎる。一旦下がってから落ち着いたところを見計らってロングだ」と思い、一応、「16,080」でロングの指値を置いて様子を見ていたのですが、しかし、日本時間で0時の声を聞いたとたんに今度は雪崩のようなが下落が始まりまして、「この勢いはただ事ではない」と感じて注文を取り消しノーポジとしましたが、結果、救われた形となりました。
いやぁ～しかし危なかったですよ。
てか昨日の値動きはいつも以上にわかりませんでしたね。
一晩明けての感想となりますが、コアPCEの改定値が速報値より下振れとなり、これはインフレ再燃懸念が僅かながら後退＝金利低下＝株価上昇要因となるかと思いきや指数は下で反応し、あ、これはもうすでに経済指標でインフレ動向を見て株価を考えるフェーズではないんだなと、市場はそれよりも景気後退に主眼を置いているんだなと、あ、それなら下がるかと思っておりますとザラ場が開いた瞬間に謎の暴騰、なんだこれはと驚いて眺めていると、今度はバーキン・リッチモンド連銀総裁のコメントやボスティック・アトランタ連銀総裁のタカ寄りのコメントを受けて、あら？これは金利騰がる？んじゃ株価は下がっていくのかと思って長期金利を確認すると逆に金利は下がっているのに株価は下がっていく。
もはや僕の能力では理解不能で、「なんだかチグハグでわかんないや」という結論に達し、その後もチャートを見ておりましたがとてもエントリーできるような整合性を見出すことができず、結局はノーポジで終了してしまいました。
ま、総合的に考えて、市場の主眼は景気後退に主眼が移った(昨夜に発表のあったベージュブックでも、消費減退による景気後退を示唆した内容でしたから）とみて、「バッドニュース＝バッドニュース」でいいのではないのかなという一夜明けての感想でございます。
あ、ちなみにトレードは日中の日経225も触って7戦5勝2敗で比較的大きめのプラスで終えることができました。
「ターゲット・バンドウォーク」、健在でございます。
さて、上記のチグハグさも踏まえて、今日の見立てを立てていきましょう。
いつものように1時間足を見てみます。
ご覧のように、レンジを上抜けた後にがっつりとレンジ内に戻ってきました。
しかも、昨日に出来高の多かった価格帯を下回って引けていることから、かなりロングで捕まっている人がいると見ます。
ということは、ポイントでいうと「16,066」付近まで戻ると売られるというもみ合いが続き、その後は上に書いたように景気後退に主眼を置き始めた市場参加者は徐々に売り始めるとみて、今日は基本路線を下目線とします。
チャート的に見、水色のレンジの中にある青の右上がりの短期的な上昇のトレンドラインを保持できずに下がってしまったという点も下目線の拠り所でございます。
今日は新規失業保険申請件数やコアPCEデフレーターの発表がありますので、22時30分は要注意ですが、個人的にはここで、失業保険申請件数は増加、コアデフレーターも低下で景気後退懸念が加速し売りにつながると見て、メイン路線は「青矢印→青矢印」の値動きを想定します。
上に行ってもレンジの上限まで。
今日は下げを想定してトレードします。
さて、どうなることやら。
楽しみですね(*^^*)
以上です(*^^*)
いつも応援ありがとうございます！
