おはようございます!
今朝は少し趣向を変えて、ここ最近謎の爆上げをみせておりますCFD日経225について少し考えてみます。
今朝も時間がないのでサラッとですが。
まずは日足をご覧ください。
ご覧のように。5営業日連続で陽線となっております。
しかも3営業日前からの伸びは恐ろしいほどで、連日の1%越えで「え?日本って好景気なん?」と不思議な気持ちになるような値動きでございます。
が、直近の1~3月期のGDP改定値が年換算でマイナス2.9%に下方修正されたことこの1点だけみても、およそ日本の景気が良いとは思えませんから、この株価「指数」の爆上げは「謎」といようり「不可解」という、より強い表現で表した方が納得がいくほどに不思議な動きとなっております。
もっといえば、この強度の円安(ドル円だけではなく、ほぼすべての主要国通貨に対して)により、食料やエネルギーのほぼ全てを輸入に頼っている日本が外国に対して支払う金額が多くなるにも関わらず、一部の輸出企業が為替差益で潤っている「だけ」の現状でこの爆上がりを許してしまうなんてのは、指数の構造的な欠陥もさることながら、日本経済の根本からの「立ち直り」を妨げる結果にしかならないのではないでしょうか。
だって小型株はほとんど下げているんでしょ?
有識者の見解によりますと、この株価指数の爆上げは、ファンダメンタル的にほぼ騰がる要素がないと判断された日本株において、いわゆる「空売り」を仕掛けていた人たちを巻き込んだいわゆる「ショートスクイーズ(下がると思ってショートしていた人たちが、この上昇で慌ててショートのポジションを手仕舞って、つまり買い戻して行く過程において株価が騰がってしまう現象)」がその大きな要因ということですが、もう「それ以外」に考えられる理由は無いと思えるような不可解な爆上げでございます。
きっとオプションのフローなどもかなり影響しているのでしょうが、この辺りはまだ勉強中で語れる域には達しておりませんので、この辺の話には触れないで置きます。
ともあれ、最近は特にファンダ面の要素はほぼ無視されているような値動きとなっております。
上に掲載した日足のチャートだけをみれば、三角持ち合いからの上へのブレイクという「教科書」通りの答えを出すことはできますが、それでも、日銀は今後利上げに踏み込んでいくであろうということ、それを裏付けるように、植田総裁もタカ寄りな発言をし始めておりますし、そんな状況でのこの連日の爆上げですので、このままの勢いで41,000を超えていくとは考えられません。
よって、41,000を超えるまでは強気でショートしていきます。
「チャートは全てを織り込んでいる」
というテクニカルの「定義」が本物なのかどうか、トレードに負けてもこの点を身をもって学べるだけの価値はあると思いますので、己の方向性を信じて41,000を超えるまではショートします。
以上です(*^^*)
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