◆ストックオプションとは
ストックオプションとは、企業が自社の役員・社員に対して、将来に株価が騰がったときに、あらかじめ決められた価格で、ある程度の決められた株数の自社株を買える「権利」のことで、企業が役員・社員に贈る報酬の一種のことです。
この「権利」を役員や社員に対して与えることによって、企業業績の向上を図るという意図もあります。
具体的には、例えば、A社の株価が今現在で1株10ドルだったとしましょう。
このA社のストックオプションが8ドルで100株まで買える権利だとしますと（これを権利行使価格といいます。つまり、この場合、「権利行使価格」は8ドルです。）、もしこの時点で権利を行使すれば、現在の株価10ドル-権利行使価格8ドルで、その差額の2ドル×100株分が権利を行使した人の利益（報酬）となります。
でも、もっと仕事を頑張って世の中に企業価値が認められると、ひょっとしたら1株が20ドルになるかもしれない。
そうすると、権利行使価格は8ドルなわけですから、株価20ドル-権利行使価格8ドルで、1株当たり12ドルの儲けとなるわけです。
そりゃぁ役員・社員は頑張りますよね。
以上です(*^^*)
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