【楽観視は危険のようです】ニック・ティミラオスさんからのお便り

トレード日記

おはようございます!

相場は冬時間にはいっておりますので、僕が朝活を始める5時半頃にはまだ終わっておりませから引け値を書けないのですが、とりあえず今現在の数字を書いておきますね。

ナスダック100ミニ指数(CFD)は5:56分現在で11747.3と前日比では1.27%の水準でウロウロしております。

これは個人的に引いている11,800の分厚いサポートラインを抜けた展開ということで、このまま下げに行くのか注視している段階でございます。

が、11,720辺りで少しは反転するとおもっておりましたので、とりあえずド短期で11725.0でロングで入って、先ほど11762.2で利確して本日のトレードは終了です。(とはいえ、ここまでで少し負けておりましたのでトータルは超微損ですがマイナスです。)

さて、本日からの相場観ですが、タイトルにもありますように、FEDの御庭番でもあるWSJ(ウォールストリート・ジャーナル)の記者「ニック・ティミラオス」氏から、昨今の株高に苦言を呈すると申しましょうか、この浮かれ気分にサクッと釘を刺すような投稿が相次いでおりますのでとりあえずそちらを紹介しようかなと思います。

まずはこちら。

これを意訳いたしますと、

「あんたら(市場参加者)、利上げが早い段階で終わるおもてどんどん株を買うてるけど、2023年も5月くらいまでは0.25やけど利上げ続くとゴールドマンサックスが言うてるで。ということはターミナルレートは5%を超えるいうこっちゃ。インフレは不快なほど高いままやし、なによりも、市場が金融緩和を考えるのは時期尚早や。これが意味することはわかるな?」

というツイートと、もう一つ紹介したいのはこちら

このツイートはツリーまで読んでいただきたいのですが、これも意訳いたしますと、

「FRBの理事であるクリス・ウォラー氏の講演のタイトルには「インフレへの警戒」というタイトルが付いてるで。まだまだインフレは警戒せなアカンいう意味や。わかるな?。10月のCPIが7.7%と市場予想の8.0%を下回ったからって、それ一発でインフレが収まったと喜ぶのはまだ早い。我々は希望だけで政策を立案しているんちゃうで。もっと現実を見なあかん。ホンマにインフレを収めるためには、今後は経済と賃金の伸びを鈍化させなあかん。供給のボトルネックは解消されたと思うから、あとは需要をどれだけ抑えるかが鍵やな。」

という、いずれも今の上昇相場に太めの釘を刺す論調の記事をツイートしております。

最後にこちらも紹介しておきましょうか。WSJの同僚の記事をツイートしております。

これも意訳しますね。

「WSJの同僚のジェームスも言うてるわ。FED/FRBと闘うなて昔からいうやろ?あいつらに逆らったら、今で言うたらあいつらがタカ派になってせっかくの上昇相場を下げるような反撃をしてくるんや。株が騰がって資産価値が高くなったら経済的な安心感から需要が増えるやろ?そしたらどないなる?インフレがまた高くなるやんか。それをしたくないねん。FRBは。せやから、市場参加者はちょっと聞く耳もって落ち着いてくれ。FRBも利上げはいずれやめるさかいに。その時はちゃんと彼らも言うてくれるやろし。そしたらみんなで上昇相場を楽しもうや。な。」

といったところでしょうか。

まとめますと、いずれも「この上昇相場はFRBが望むものではない。これが続くとFRBはタカ派の姿勢をより強めて対抗するしかなくなる。ということは利上げはまだまだ続くし、12月も0.5で収まるかどうかわからないよ。なので株式市場にご参加の皆様、ちょっと落ち着いていきましょう。」というFRBの気持ちを代弁したのではないのかなと。

ということは、今後もタカ派の発言が続くということになりますし、ということは、今後出てくる失業率やPCEデフレータ、CPIなどの重要な経済指標も「インフレ高止まり」の数字がでてくることも大いにあり得るなと、ということは大局はやはり下げ目線、つまりこの今の上昇は大きめのブルトラップだということも想定しておかないといけないなと、このようにニックさんからの一連のお手紙で考えた次第でございます。

今週末はSQで相場が動くと思いますが、それはそれとして、年内は基本、下目線を基本路線としてトレードしていきたいと思います。

ちなみに今日は11,960くらいまでの反発を見ておりますが、もし、下がるのなら11,544くらいまでの下げを想定しております。日中は触らず、ニューヨーク時間の寄りから30分程度の値動きを見て決めたいと思います。

以上です(*^^*)

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わかば

わかば

美味しい食事とお酒をこよなく愛する投資家の卵です。 愛する妻と息子と過ごす時間が何よりの宝物。 趣味は食べ歩きと読書。 大の日本酒党で、焼き鳥とお酒さえあればたいがい機嫌が良いです。

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