【強いPPIを受けて】利下げ観測後退に拍車がかかり、インフレ再燃を嫌気したか

トレード日記

おはようございます!

まずは昨夜の相場を振り返っておきましょう。

僕が主戦場としておりますCFDナスダック100ミニ指数ですが、昨夜は前日比でマイナス1.27%の「17721.2(BID)」と大きな下落となりました。

個人的なトレードですが、朝のブログでは「上目線」と書いておりましたが、PPIの結果を受けての初動のおおきな下げで「CPIも発表された結果だけみれば強かった。PPIも同じ。利下げ観測が後退するのは織り込まれているが、さらにインフレ再燃を嫌気したのかも。個人的にはもうグッドニュースイズグッドニュースだと思っていたが、まだそうではないのか。」ということから「18,005」からショートでエントリーし、結果としては中途半端なポイントとなってしまいましたが「17857.5」で利確、少し大きめの勝ちとなりました。

この利確の後にもう一段下がっておりますので底までは引っ張れませんでしたが、この辺りを「これで良し」とするのか、はたまた「微益でもいいから勝確のラインに指値を置いて放置する」のがいいのか迷っております。

多分ですが、大きな流れを掴んだのであればできるだけ引っ張るのがいいのでしょうけれど、でも一方で「足るを知る」でこの辺りの利益で満足していくのが正解であるという考え方もあり、この辺の振る舞いをどうコントロールしていくのかで「トレーダー」になれるのか、はたまた「エセ」で終わるのかの境目になりそうでございます。

この問題の正解は多分なさそうなので、今のところは「まぁ負けてないんだからそれでいいじゃん」というスタンスで行きたいと思います。

さて、今日は土曜日ですね。

今週はナスダック100はもちろんですが、日経225も史上最高値を更新する一歩手前でいく鬼強い上昇となりました。

来週以降の焦点は当然ながら「どこまで伸びるのか」となりますが、ナスダック100では、強い経済指標を受けて利下げ観測の後退が進んだことと、インフレ再燃が再び濃度を持って覆い始めたことなどから上値が重くなりそうどころか利確売りからのロング勢の損切りを巻き込んでの雪崩も考えられることから難しい相場となりそうですし、日経225で言えば、この爆上げは一部の円安恩恵銘柄の寄与度が高いだけで、全体としては株価を下げた銘柄が多かった中での上昇ということ、加えてGDPが2期連続でマイナス成長したことから日本は「テクニカルリセッション」入りし、景気としては思い切り「不景気」であるにもかからずこの株高ですから、このバランスはジェンガのごとく不安定この上ない状況ですのでいつ崩れるかわからず、さらに言えば、日本は不景気の物価高、つまりは「スタグフレーション」ですので金融政策のコントロールも難しく、金融緩和を続ければインフレが増長、金融政策を正常化させれば中小をはじめとした体力のない企業は大きくやられてしまい経済はさらに悪化するなど手詰まりの状態ですから株価がこのまま浮かれ調子で際限なく騰がっていくとは考えにくいので、アメリカ市場が崩れ始めると日本は脆いですから、今の水準からは高値に乗り遅れてもいいのでロングでのエントリーは慎重にいきたい(かといって容易にショートもできない)と思います。

ということで、皆様今週もお疲れさまでした\(^o^)/

来週の見立てはまた明日・明後日と分けて書いてみたいと思います。

以上です(*^^*)

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わかば

わかば

美味しい食事とお酒をこよなく愛する投資家の卵です。 愛する妻と息子と過ごす時間が何よりの宝物。 趣味は食べ歩きと読書。 大の日本酒党で、焼き鳥とお酒さえあればたいがい機嫌が良いです。

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