おはようございます!
まずは昨夜の相場を振り返っておきましょう。
僕が主戦場としておりますCFDナスダック100ミニ指数ですが、昨夜は前日比でマイナス0.01%とほぼ動かずで引けました。
個人的なトレードですが、昨日は昨日の朝のブログでも書きましたように、「日経平均はこの先大きく下がってくる」という見立てから主戦場でのトレードは行わず、日経225先物でトレードしました。
具体的には「騰がってもこの付近」とみていた「39,440」でショートの指値を置いて待ち伏せ、果たして無事に約定して現在は少しですが含み益となっております。
このポジションは39,510を超えていかない限りホールドする予定です。(39,520で損切り)
一部の円安で恩恵を受ける企業だけの業績で騰がっていく、もっと言えば米国のNVDAの決算一発で反応して騰がっていく株式指数はやはりどこかで信頼できないというか「脆い」という感覚は拭えませんし、現実的に大半の人の可処分所得が上がっておらず不景気の物価高という印象の現状において、「物価高に賃金上昇が追い付けば健全な物価上昇だ」とする政府の姿勢には何十個も疑問符が付くものですから、個人的にはこの日経平均史上最高値更新を心の底から喜ぶことができておりません。
米国の利下げ観測が後退し、米10年債利回りが再度上昇していく中においてはこのままもう少し円安ドル高が続くでしょうが、貿易収支が常に赤字の日本においてこの「円安」が多くの(特に中小)企業にとって影響してこないわけがなく、中長期的に見ればやはりマイナスの影響が大きいのではないのかと危惧してしまいます。
明るい材料としましては、2024年1月の貿易収支において輸出額が前年同月比でプラス11.9%と大きく伸びていることでして、その中身が「半導体製造装置関連」の伸びが大きく寄与したということですから、その分野の企業にとっては追い風となることでしょうね。
※参考サイト:財務省貿易統計:https://www.customs.go.jp/toukei/info/
ま、でもこれで指数全体が押し上げられるこの構造自体が個人的には腑に落ちませんので、日銀の金融政策正常化を濃厚に織り込み始めるこれからは再び38,000の前半まで調整してくと考えております。
後はインバウンド関連がどれほど気を吐くか、日本の「モノづくり」がどれだけ復活するかがカギとなりますが、ま、現政権が存続する限りは利権のみの政治ですので特定の分野だけ優遇されていくでしょうから、広く国力が上がることはほぼないでしょうね。
さて、主戦場としておりますナスダック100ミニ指数の見立てです。
1時間足を見てみます。
こんなイメージです。
今日は米国で「耐久財受注」や「住宅価格指数」などのインフレを観察する上で重要となる指標の発表や、0時には消費者信頼感指数の発表とリッチモンド連銀製造業指数などもありますので、ここで強めの数字がでると利下げ観測の後退がさらに進みそうなので注目です。
個人的には浮かれ相場も一服の様相を呈してきたとみておりますので、29日のPCEが出るまではヨコヨコを基本とし、一旦の利益確定売りで様子をみておこうとする向きが多いとみて「どちらかといえば下」というイメージでトレードしていきます。
なのでメイン路線は「青矢印→青矢印」の値動きを想定します。
以上です(*^^*)
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