【見立てバッチリも・・】指値届かずで「行ってらっしゃい」でした。

トレード日記

おはようございます!

まずは昨夜の相場を振り返っておきましょう。

僕が主戦場としておりますCFDナスダック100ミニ指数ですが、昨夜は前日比でマイナス1.65%(!)の「18087.3(BID)」とかなり大きめの下げとなりました。

個人的なトレードですが、昨日の朝のブログでも書きましたように、しっかりと新規失業保険申請件数や失業保険申請継続件数の数字を確認してからエントリーし、結論から書きますと、初動の大きめの上げを捉えることができ且つ良いところで利確して離脱できましたのでトレード自体は勝ちでしたが、しかし、昨夜の失業保険申請件数等の指標は「新規失業保険申請件数」が上ブレて労働市場の軟化傾向を示す数字で利下げ期待を巻き戻す数字となり、失業保険継続申請件数は市場予想を大きめに下ブレてこちらは労働市場が堅調であるという数字となりいわゆる「ミックス」となって判断に迷ったのですが、初動で乱高下するもすぐに勢いよく伸びていきましたのでとりあえず逆らわずにロングでエントリーしました。

なぜ良いところで利確して離脱できたのか。

結果論になりますし、ひと通り事が済んだ今に書きますので後出しの意見となってしまいますが、下のように考えたからです。

個人的には新規失業保険申請件数が上ブレたといっても驚くほどに増えたわけでもなく、且つ、継続需給者が減少傾向で安定推移していることを鑑みて「労働市場はまだ強い。パウエルさんも労働市場の明確な軟化を利下げの要因として重視して居ると言っていた。この推移だと軟化したとはいいにくい。なので今は騰がっているけど半信半疑だ。上昇の勢いも弱まったし勝ってるからとりあえず利確して逃げておこう。」

と考えたからです。

で、だったらトレードは「ショートだ」と思って「18,605」にショートの指値を置いて就寝したのですが、果たして、一夜明けてチャートを見てみるとなんとなんと1.65%もの下落となっており、見立てはバッチリでしたが、しかし指値が届かずでこの下げは取れておりません。

ま、こういうのは「運」もありますから、昨日の下げは縁がなかったということで気持ちよく「行ってらっしゃい」と送り出す気持ちでおります。

あと、この大きな下げの主因はあれでしょうね。

FRB高官たちの相次いだ「利下げは急ぐ必要がない発言」でしょうね。

リッチモンド連銀総裁のバーキン氏は「今年1月2月の物価少々ベースは楽観できない」として「利下げ前に時間をかけるのが賢明だ」とし、ミネアポリス連銀総裁のカシュカリ氏は「経済が好調なままならなぜ利下げをするのか疑問」というかなり強めの発言をするなどで利下げ観測を各総裁たちが大きく後退させたことが昨夜の下げの主因でございましょう。

ま、カシュカリさんはタカ派で有名ですし、バーキン氏もどちらかといえばタカ寄りと考えられておりますからこの二人の発言は少し割り引いて考える必要がありそうですけどね。

いずれにしましても、これで大きく利下げ観測が後退したことは目先の来月のFOMCを前にして間違いないとみていいのではないでしょうか。

さて、長くなりましたが今日の見立てです。

まずは日足です。

ご覧のように、下降トレンドが本格化とみていいのではないでしょうか。

来週は米国が納税週間となるそうなので、中東の地政学リスクも高まってきている状況を踏まえますと週跨ぎで利が乗っている株式を抱えることは怖いと思いますので、税金の支払いのためにも利確売りが優勢となり、よって今日も下げると考えます。

次に1時間足です。

こんなイメージです。

思い切って下げ一択とします。

ターゲットは吹き出しにも書いておりますが、2月29日と3月6日に反発したライン「17,835」まで。

よって矢印は青矢印をメイン路線として、サブ路線でも「青矢印→紫矢印」の下目線のみとします。

もちろん、実際に上に動いてしまえば踵を返してトレードをやめるかロング入るかに切り替えます。

以上です(*^^*)

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わかば

わかば

美味しい食事とお酒をこよなく愛する投資家の卵です。 愛する妻と息子と過ごす時間が何よりの宝物。 趣味は食べ歩きと読書。 大の日本酒党で、焼き鳥とお酒さえあればたいがい機嫌が良いです。

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