【今後の利上げはあるかな?】FRB副議長にジェファーソン氏を指名

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今日は相場がお休みなので、Twitterからニュースを拾ってみます。

いつもその深い知識で米中央銀行の裏側を教えてくれる「キャス兄」こと「Caster.T」氏のツイートに興味深いものがありましたのでそちらを拾ってみます。

昨年5月にFRBの理事に就任したばかりのジェファーソン氏ですが、今月12日にバイデン大統領によってFRBのナンバー2となる副議長に指名されました。

このまま就任する線が濃厚ですが、さて、彼はハト・タカどちらなのでしょうかね。

と思っていたところに上のTwitterが。

これを見る限りでは、インフレとしっかりと闘う、向き合うということでタカ寄りの印象を受けますが、さて、6月以降の会合でさらなる利上げはあるのかどうか。

基本的にはインフレを計る経済指標はディスインフレ(物価上昇率が低下していく状況)の兆候を示しておりますから、次回6月の会合での利上げはほぼないと現状では考えられますが、しかし、そのあとの7月、もしくは9月の会合でサプライズの利上げを想定しておくのはあながち穿った見かたではないような気がいたします。

もちろん、インフレとの闘いが利上げのみで収まっていくとは思いませんが、それでも「インフレは社会的な病気の中でも最も陰湿であり、インフレを抑えることが最も重要だと認識している。」という発言からは、昨年8月のジャクソンホール会議でパウエルFRB議長が示した強い態度に呼応するものですから、市場はこのまま「利上げ停止」&「早期の利下げ」まで織り込んでおりますが、このジェファーソン氏の副議長就任で、盲目的に買い向かっていくことには冷静にならなければいけない、もっと言えばCFDではビッグショートも視野に入れたトレード戦略ももっていたほうがいいなと、どちらかといえばショーターである僕は思ってしまいました。

ということで、今後のジェファーソン氏の発言&パウエルさんの発言には刮目していきたいと思います。

以上です(*^^*)

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わかば

わかば

美味しい食事とお酒をこよなく愛する投資家の卵です。 愛する妻と息子と過ごす時間が何よりの宝物。 趣味は食べ歩きと読書。 大の日本酒党で、焼き鳥とお酒さえあればたいがい機嫌が良いです。

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