【指数は騰がりましたが・・・】7月FOMCの結果を受けて

トレード日記

おはようございます!

夜中に起きたため眠たい朝でございます。

夜中に起きたのは、もちろんFOMCの結果を受けて動くであろう相場でトレードするためですが、まず、トレードの結果としては上手くいきました。

勝因は、発表直後に上下に激しく揺れ動く時間に慌てて飛び乗らず、今回の値動きでいけば下値のトレンドラインが見えた時点でエントリーできたのが最大の成長点でした。

もちろん結果オーライというだけで、自身が見定めた下値ラインから下がることもあるのですが、ともあれ、「ここからエントリー」というポイントを見つけることができたことは大きな一歩だと思います。

次にこのFOMCを受けての「疑問点」といいますか、個人的に「う~ん・・・なんでこれで騰がるのかなぁ」という、トレードの結果とは別にモヤモヤしたものが残っておりますので、その辺りのことを書いてみたいと思います。

まず、今回のFOMCで、市場の予想通りの0.75の利上げが「ちゃんと」行われたことに対する「安堵感」や、インフレ退治のためにはこのような異例の利上げもやむなし、むしろこれをやらないFRB議長はダメでしょ、という市場の声が聞こえてくるような反応で、まずこの点については株価が騰がる理由として理解できます。

また、パウエル議長の会見で「ある時点で利上げペースを落とすのが適切である可能性が高い」という部分や「ソフトランディング」を「労働市場が鈍化しないで、失業の有意な増加がみられないことを意味する」として、ソフトランディングの定義を明確にしたこと、さらに言えば、「現状でアメリカ経済がリセッションに入っているとは言えない」という発言が「ハト派」と受け止められたようで、これがナウダック100指数(CFD)を3.39%という上昇を生んだ大きな要因だと思われます。

この辺りのいわゆる「市場との対話」という意味では、パウエルさんは本当に上手いですよね。

が、個人的にはこれで米経済が底固めされ始めた、またインフレ抑制への明確な道筋が示されたとは思えませんので、この株価上昇を額面通りに受け取らないようにしたいと思うんですね。

パウエル議長も「FOMCは来年の利上げも予想している」と発言しておりますし、「今後のデータ次第では大幅な利上げを繰り返す可能性もある」としていることから、例えばロシアの地政学的リスクでエネルギーと食料の安定供給という部分で大いに不安が残るという点で足元はまだまだ安定しておりませんから、トレードの見立てを「株高一直線」で見立てることはせず、FRBがガイダンスを提示することを止めてその時々の状況で金融政策を柔軟に変更していくとしたように、トレードもまさにそのような「どちらにも動けるスタンス」を基本線として臨みたいと思います。

さて、今夜は米4-6月のGDPですね。(引け後にはAppleとアマゾンの決算もありますね)

混乱を避けるかのようにパウエルさんも「鈍化している」と仰いましたのでGDPが下がってもこれまた「想定内」ということで暴落は起きないと思いますが、基本は一旦下げると見て今日のトレードはショート目線で12,471まで、そこを抜けたら12,427付近の全戻しまでを視野にいれてトレードしたいと思います。

以上です(*^^*)

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わかば

わかば

美味しい食事とお酒をこよなく愛する投資家の卵です。 愛する妻と息子と過ごす時間が何よりの宝物。 趣味は食べ歩きと読書。 大の日本酒党で、焼き鳥とお酒さえあればたいがい機嫌が良いです。

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