【さて、今晩は箱根の関所越えですね。】21時30分発表のCPIを考えてみる

トレード日記

おはようございます!

まずは先ほど引けた昨日分のトレードから振り返ってみますね。

昨日の朝の段階で「今日は上目線なのでロングで入ります。具体的には12,800辺りを目途に(前日の終値が12,560付近でした)トレードしたいと思います。」と書いてワクワクしながら7時のマーケットオープンを迎えましたが、なんと、蓋を開けてみると開始から大きく上に窓を開けた12,720を超えるところからのスタートとなり、まさに出鼻をくじかれる格好となりました。

でも大きく窓を開けたということは必ずその窓を埋めに来る(つまり下がってくる)と思い、前日の終値付近の12,589でロング指し値で待ち構えるも一向に下がる様子もなくそのまま大引け。結果としてはノーポジのまま終える展開となりました。

ま、こういう時は「縁がなかった」ということで仕方がないと思うのが1番ですね。

何よりも良かったのは相場を追わなかったこと。

騰がっていく様を見ていても慌てて飛び乗ったりすることなく冷静にチャートを見守れたのは大きな収穫だと思っております。

さて、話は変わって今晩ですよ。

日本風に言えば「箱根の関所」、ここをどう越えるかで今後の株価がどう動くのかの方向性が決まっていくかなり重要なイベント「CPI(消費者物価指数)」の発表が控えております。

ちなみに発表時間は日本時間の今夜(2022年9月13日)の21時30分となります。

マーケットの大方の見解といたしましては、総合CPIで8.1%、コアCPIで6.1%(いずれも前年同月比)という予想となっておりまして、総合で言えば7月期よりは0.4ポイントの下落、コアでは逆に0.2ポイントの上昇という予想数字が出ております。

そして何よりも重要なのは、ジャクソンホールでもパウエル議長が発言しておりましたが、消費者物価指数そのものよりも「期待インフレ率」を低下させることだということです。

ではその予想はどうなっているのか。

ここでFEDウオッチャーであるニック・ティラミオスさんが絶妙のタイミングでツイートしてくれておりますのでそれを見てみましょう。

NY連銀の予想:1年先までのインフレ期待値は8月の6.2%から7月には5.7%に低下

3年先までの期待値は3.2%から2.8%に低下

5年先までの期待値は2.3%から2%に低下

という風に、軒並み期待インフレ率が低下しております。

もちろんこれはあくまでも「予想」の数字なので決め打ちは良くありませんが、このタイミングで、しかもニックさんがツイートしているということを踏まえますと、今晩CPIと同時に発表される期待インフレ率もFRBの期待通りに改善されることが濃厚であると考えてもよいのではないでしょうか。

ではまとめます。

上記から、CPI発表後は株価は騰がると見て、今晩はロングで入る予定でおります。

先ほど終わった相場でも窓を埋めることなく上昇しましたので、機関のショートカバーは一段落、さらに個人のショート勢も諦めて損切りしたかロングに切り替えたかの公算が大きいということもあります。

具体的には1つの節目である12,950を超えて13,000台に突入、個人的に引いているレジスタンスライン13,329までをFOMCまでの時間軸で見ております。その後はまた考えますが、今のところは市場の大方の見立て通り0.75の発表があり瞬間的にはさらに上になるも、その後のパウエルさんの会見で政策金利年内4%も大いにあり得る的な発言で利上げ途上の勢いだけの株高に強烈な牽制を加えて一気にマーケットが冷却され株価が下落、再度12,000の前半に落ち着くという流れが現在の想定でございます。

ということで今夜はロング。

問題はどこでエントリーするのかですが、こればかりは慌てずに(だって当たり前に下がることもあるのですから)、CPI後の値動きを見てから参戦したいと思います。

今夜は寝不足確定ですね。

以上です(*^^*)

いつも応援ありがとうございます!

PVアクセスランキング にほんブログ村
わかば

わかば

美味しい食事とお酒をこよなく愛する投資家の卵です。 愛する妻と息子と過ごす時間が何よりの宝物。 趣味は食べ歩きと読書。 大の日本酒党で、焼き鳥とお酒さえあればたいがい機嫌が良いです。

関連記事

特集記事

TOP