おはようございます!
いよいよ今日から相場の分水嶺、大きな方向が決まる週に入りますね。
注目は当然ながら、日本時間の22日の早朝3時(21日の27時)に発表される政策金利の発表でございますが、コンセンサスは「0.75」で決まり、1.0は可能性が残るものの、ほぼないでしょうというのが大方の予想となっております。
さて、このような状況の中で、では個人的にはどう考えているのかをざっくりとですが書いてみたいと思います。
結論から先に書いておきますと、個人的には今のところ「0.75」が有力なのかなと思っております。
理由は単純に、ブラックアウト期間のFEDの代弁者「ニック・ティミラオス」氏のツイートからです。
他の有力な識者の皆様もいろいろと見解を述べられておりますが、沢山ありすぎて僕には消化しきれませんでしたので、ニックの情報から読み取ることに予想範囲を絞りました。
ではまず、CPI発表の後にニックがWSJに書いた記事からみていきます。
この記事のまとめの部分を抜粋しますと、
『FRBは1990年代前半に連邦資金金利を金融政策決定の主要な手段として使い始めて以来、一回の会合でフルポイント利上げを行ったことはない。7月下旬の会合では1%ポイントという大幅な利上げを見送り、0.75%ポイントの利上げを実施した。
パウエル議長は7月27日の記者会見で、「委員会が適切と判断すれば、今日よりもさらに大きな動きをすることをためらわない」と述べた。
9月20-21日の会合後に発表されるFRB当局者の新しい四半期経済予測は、より長期的な利上げに向けた準備状況を示す可能性がある。』
として、これを見たときには「まじか!1.0%やる!?」と驚きまして、この時点では1.0%を予想したのですが、その後のニックのツイートで、下のようなツイートがでました。
要約しますと、
「100bpsの動きの確率は、確かにゼロではないが、3分の1より低いと考えている」。
「私たちの予想する75bpsより大きな動きをするケースは合理的だと思うが、私たちは以前の会合でもそのケースを見ていた」そしてFOMCはそうしなかった。
「委員会が、ピーク時のファンドレートが5%を超えていると考えているならば、100bps上げることはより意味を持つだろうが、我々は疑っている。」
という、JPMの米国チーフエコノミストの談話をツイートし、これにより、この時点での1.0%はなくなったのかなと、このような判断です。
もちろん、日本時間の22日3時までにニックからのリークツイートがあればその際はもちろん1.0%予想切り換えて全力ショートいたしますが、今のところは0.75でコンセンサス通り、株価は、発表直後には「無事通過・予想通りの安堵感」からの買いが先行して騰がるも、その後のパウエルさんの会見で「今回は0.75で留めたけど、我々は以前に言ったけどデータ次第では躊躇しないよ?」として、暗に次回FOMCでデータ次第では「0.5」ではなくて三度0.75も大いにあり得るからね、的なコメントが出て「やっぱ?でしょうね。下がるよね。」という反応が出て、結果、6月の底値付近である11,300辺りまでの下げを見て、騰がったところからのショートエントリーを考えております。
上にも書きましたが、FOMCまでにニックからのリークがあれば路線は変更しますが、現状ではこんな妄想で楽しんでいる次第でございます。
22日は寝不足確定ですね(^^)
以上です(*^^*)
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