◆上値とは
上値とは、「現在の価格よりさらに高い価格」という意味で用いられる用語で、例えば株式市場で用いられる場合には、ある会社の株が上昇気流に乗ってグングンと騰がっているような時に、「上値が期待できる=今のこの株価よりもさらに高くなることが期待できる」という意味で使われます。
他の使い方としましては、例えばA社の株価がある一定の価格までくると跳ね返されて下降に転じることが多くなってくると、「なかなかその一定の株価を超えられない=上値が重い=今のこの株価よりなかなか高くならない」というような使い方もあります。
株価指数などでも、例えば、僕が主戦場にしておりますCFDのナスダック100ミニ指数なんかですと、12,000、13,000というようないわゆる「キリ番」の数字が一つの基準としてみられており、この数字をなかなか上抜けできないような時に「上値が重い展開」などということがあります。
今現在のナスダック100ミニ指数でいいますと、11,800ポイントをなかなか上抜けできないでウロウロしておりますので、展開としては「上値が重い展開」と言えるかと思います。
さて、火曜日は値動きが激しくなることが予想されるCPIの発表があります。
そこでこの上値が重い展開・状況を打破することができるのか、はたまた奈落の底へ転落していくのか、非常に注目される経済指標となりそうなので楽しみですね(^^)
以上です(*^^*)
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