おはようございます!
まずは昨夜の相場を振り返っておきましょう。
僕が主戦場としておりますCFDナスダック100ミニ指数ですが、昨夜は前日比でマイナス0.74%の「15257.9(BID)」とそれなりの下降となりました。
昨日のブログで書いた見立てにかなり近い動きで動いてくれましたが、しかし、個人的には昨日の下げは取ることができませんでした。
具体的には「15,420」で売りの指値を置き、「いつも」ならばそのままにしておくのですが、先週の負けの教訓から「損切りの指値を置く」というルールを徹底することに決めたために「14,540」で損切りを設定し、見事にそこで駆られた為にこのエントリーは損切りとなりました。
ですがこれは個人的にかなり大きな進歩で、「損切りを設定しなければこの下落を取れたのに・・・」と思わなくなってきたんです。
上下どちらに動くのかわからない相場において、この「安全装置」を設定しておくのはまさに「命綱」的な役割を果たしてくれますから、結果としてトレードは損切りとなりましたが命は助かった、つまり、また今日も相場に残ることができているという「最高」の結果に繋がっているからなんです。
ま、その損切りラインの設定そのものについては値幅を含めてどのように設定をしていくのかで詳細を詰めなければいけませんが、ともあれ、今日も退場せずに相場にいることができる幸せを噛み締めてトレードしていきたいと思います。
何も昨日の下落だけが相場ではない。
今後もしっかりと安全装置を設定して「相場に残ること」を最大の目標としていきたいと思います。
あ、ちなみにトレードの結果ですが、最近にまたその構築に力をいれております個人的な手法「ターゲット・バンドウォーク」を駆使して日経225を触り、トータルではプラスとなっておりますことを報告しておきます(*^^*)
さて、メインの「ナスダック100ミニ指数」の今日の見立てを書いていきましょう。
1時間足をご覧下さい。
昨日は面白い展開となりました。
まず大きなところから見ていきますと、年初来から伸びる上昇のトレンドラインを大きな陽線で上抜けた(午前1時のローソク)ので「お、これは本格的な上昇トレンドに入るのか?」と思わせるも、直後のパウエルさんのタカ寄りの発言(「FOMCではインフレ抑制に向けた慎重な姿勢は崩さない。」「必要であれば躊躇なく追加の引き締めを行う」という引き締め的な政策を緩める気がないことをアピールする発言)を機に大きく下落、これが引けまで影響して日足でも陰線で終わるという結果となりました。
その余波でしょうか、水色の短期的なトレンドラインでも支えきれずに下落してしまいました。
さて、これらを受けて今日をどのように考えるかということですが、個人的には今日も下目線継続でトレードしていきたいと思います。
理由はまず今日が金曜日であることです。
先ほど目にしたニュースでは、中東事情においてイスラエルが1日4時間の停戦時間を設けるというニュースがあり、このニュース自体はポジティブなのでよいことなのですが、しかしイスラエルとハマスの紛争ということですからどれだけこのルールが守られるのかはわからず、むしろこのルールが破られた時のリスクの方が高くなるイメージですので、週末を挟んでどのように転ぶかわからないマクロの情勢を鑑み、これをマイナスのリスクとみて株価は重くなると判断したためです。
また、昨日のパウエルさんのタカ派発言も大きく尾を引くと見ております。
さらに言えば、新規失業保険申請件数は市場予想より「下振れ」し、これにより「また労働市場が熱くなるのでは?」という懸念も出てきましたし、加えて、失業保険継続件数は逆に増えており、ま、ぱっと見は「とはいえ新たに失業保険を申請する件数増えたってことは働ける人が減ってきたったことでしょ?なら労働市場は軟化じゃない?」という真逆のことを考えてしまい矛盾するというか整合性が取れないイメージですが、しかし、この「新規失業保険申請件数の減少」が「パートタイマーの増加」という風に考えて、正規の雇用者は減ってきたという観点から考えますと「インフレ高止まりの状況における失業者の増加」という図式が成り立ち、それはイコール「不景気」を指し、結果として株安材料に繋がると考えておりますので、この点からも今日は下げ方向で推移すると見立てます。
最後の理由としては、昨日の米30年債の入札がコケたということで長期金利の上昇が懸念されますので、この点も株安材料として加味したいと思います。
ということで、長くなりましたが、今日は下目線でトレードします。
矢印としては「青矢印→赤矢印→青矢印」の値動きがメイン路線です。
ターゲットはちょっと大きく見積もって「15,040」付近までを想定します。
さてどうなることやら。
楽しみですね(*^^*)
以上です(*^^*)
いつも応援ありがとうございます!