【PCEからのパウエルさん】ナスダックは大幅な下落

トレード日記

おはようございます!

先ほど引けたCFDのナスダック100ミニ指数は、なんと前日比-4.02%(!)の12610.9と大幅な下落で終了しました。

う~ん・・・どこから書きましょうかね。

まずは個人的なトレードの結果を書いておきましょうか。

個人的なトレードとしましては、昨日のこのブログでも書いておりましたように、米10年債が一時とはいえ3.1%という高い数値を付けたにもかかわらず株価が騰がっているという矛盾や、先行指標はインフレのピークアウトを示唆するも実体経済はまるっきりインフレが落ち着いていないという「理想と現実のズレ」とでも言えばよいのでしょうか、その辺りの気持ち悪さを主な理由として、「この矛盾はいつか解消されるべき」という見立てから13,000付近でショートポジションを建て、それをしっかりとホールドすることができましたので、久しぶりの大き目の利益となりました。

ポジションは週末ということもあり、また、個人的に引いていた12610.9(偶然にも先ほどの引け値と同じ!)というサポートラインを下回ったので利確して今はノーポジとなっております。

今回は久しぶりに「見立てを信じてガチャガチャやらなかった」「FOMOしなかった」「急なチャートの動きに動じなかった」「無駄なエントリーを避けることができた」など、少し成長できたトレードを行うことができました。

これは利益を得たということよりも「トレードが上手くいった」という部分においてかなり手ごたえを感じるものでございました。

さて、話は変わって、この下落を演出した昨夜のパウエルさんのジャクソンホールでの発言を振り返ってみましょう。

いきなりまとめますと、個人的にはやはり「タカ派」だったかなという印象でございます。

このあたり、「ジャクソンホールまでのFRB高官の意見や前回のFOMC議事要旨の内容を踏襲していてほぼほぼ変化なし」という意見と、「インフレを闘う意思を強固なものとした」という意見に分かれておりますが、個人的には後者、つまり「タカ派」の発言だったと感じております。

特に「インフレを退治していく過程で必要な”労働市場の縮小”、”家計や企業に痛みをもたらす状況”は避けては通れないだろう」という主旨の発言が個人的に感じるパウエルさんの「覚悟」でして、この部分だけでも、パウエルさんの発言は「タカ派」と見てもいいのではないでしょうか。

足元での経済指標はインフレが落ち着いてきていることを示唆するものが多いです。

日本時間の昨夜21:30分に発表された「PCEデフレーター」と「PCEコアデフレーター」はそれぞれ市場予想を下回る結果となり、つまり「消費は鈍化していきている=需要が減ってきている=インフレが落ち着き始めている」ということを示唆する数字でしたし、FRBが重視しているといわれております「5年先期待インフレ率」も2.9%と前月と変わらずですが高くなっていないなどで、先行指標は明らかにインフレ鈍化を示唆しております。

ではなぜそんな中でも金利を上げていくのか。

今の僕の頭では分かりません(笑)

一つ言えるのは、FRBの使命として挙げられております「雇用の安定」という部分において、先行指標では需要(消費ですね)が落ち着いてきているものの、現場(現実の経済状況)としてはまだまだ需要(消費)が強いと感じる企業(特にサービス業ですね)が多く、仕事を回すためにも人手が足りていない、つまりここでの「賃金上昇圧力」が弱まっていないという部分において「労働市場を犠牲にする」、つまり失業率が今より騰がっても賃金上昇圧力を抑えることが明確なインフレ後退の目印として捉えることができると、このような考えのもとでの「物価は下がってきているのに金利を上げていく」と考えているのかなと。

おっと!長くなっておりますね。

そろそろ息子が起きてきそうなので、来週からの見立てを書いて終わりにします。

来週ですが、引き続き下げ目線を継続します。

具体的には次のサポートライン「12487.1」までを一つの目安として、そこまでの下げを想定してショートで入りたいと思います。

あとはエントリーポイントをどこにするかだけに焦点を当てて、目先は「どこまで下がるのか」を予測するゲームに集中しても良いのかなと。

もちろん、逆に動くようならさっさと方向変換しますので、東京時間はノーポジ、16時からの欧州時間の値動きをみて打診、その後の22時半のアメリカ時間の寄りを見てからエントリーしたいと思います。

以上です(*^^*)

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わかば

わかば

美味しい食事とお酒をこよなく愛する投資家の卵です。 愛する妻と息子と過ごす時間が何よりの宝物。 趣味は食べ歩きと読書。 大の日本酒党で、焼き鳥とお酒さえあればたいがい機嫌が良いです。

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