※この朝活で書いていたブログですが、息子が予期せぬ早起きをしたため夜に仕上げました。
おはようございます!
昨夜のナスダック100指数(CFD)は強かったですね。
先ほど終わったGMOクリック証券のCFD相場では、終値が13569.8と13,500をしっかりと超えて終わりました。
これは強い。
騰がった理由はほぼ昨夜発表された「ミシガン大消費者信頼感指数」の結果を受けてだと思うのですが、とりあえず数字を見ておきましょうか。
消費者信頼感指数は、市場予想52.5に対して結果55.1と大幅な上昇、これは「50」を超えると「景気が良い」と判断される指数ですので、今回、予想の52.5を超えて55.1となったことは「景気が順調(インフレ高止まりの今、順調という表現が適切なのかどうかは微妙ですが)である」という結果となりました。
次に「将来、インフレはどうなっているだろう?」と将来のインフレ率を予想する「期待インフレ率」ですが、1年先のインフレ見通しは「5.0」と前回の「5.3」から低下、重要視される「5年先」のインフレ見通しは「3.0」で、前回の「2.9」よりは僅かですが上昇した結果となりました。
さて、これを受けて、個人的に思いますのは「なんだかんだいっても、やっぱりインフレは収まっていないじゃんね。市場は未来を織り込むとはいえ、もうインフレ問題は解決できたという雰囲気でお祭り騒ぎになっている。これ、しわ寄せこないの?」という疑心暗鬼でございます。
もちろん、ファンダメンタル(経済的な状況ですね)がどうであれ、チャートといいますか、今、そこに見えている株価指数が正解、つまり何がどうであれ市場が答えであることには間違いないとは思うのですが、しかし、理屈と現実の整合性が取れていない状況はやはり不自然ですから、相場が「自然の摂理」に従って動いていると仮定するならば、いつかどこかでこの矛盾は解消される、つまり今の流れからいえば「暴落」に繋がりかねないんですね。
ここでちょっとだけ個人的なナスダック100指数のストーリーを書き加えておきますと、多くの方が見込んでいるように、中間選挙付近ではしっかりと騰がってくると思っているんですね。
なのでそこまでの時間軸でみると基本目線は「上げ」、つまり「買い」です。
しかし、今週のような「お祭り相場」に対して、FRB高官の面々はことあるごとに「インフレは収まっていない」「金利を下げるのは時期尚早だ」とけん制しておりますし、ハト派(金融緩和派で、できれば金利を高くしたくない派)のエバンスさんまでが「インフレは受け入れがたいほど高いので利上げは継続したほうが良いと思います」と発言しておりますし、もっといえば、FRBの御庭番として有名な「ニック・ティラミオス」さんも昨夜のミシガン大消費者信頼感指数の結果を受けたツイートで「確かに、1年先のインフレ見通しは市場予想より下がったけれど、1年前の4.6%を上回っている。」として、暗に「まだまだ油断するなよ」と警告してくれているようなツイートもありましたし、もっと言えば、5年先の期待インフレ率は上がりましたから、それらから鑑みて、上に書きましたようにどこかで整合性を保つために目先は一旦下げていくと考えているんです。なのでショートポジションをホールドしております。
だって何事も「急激な変化」は着地点が上手くいかないことの方が多いですもの。
具体的には13,000付近まで、最大の調整幅は12,835付近までを見ております。
たぶん、9月に発表される8月のCPIが市場予想より高く出て(なので市場予想は比較的低めの数字)そこで大きめの下げ、9月末のFOMCで今となってはサプライズの0.75の利上げを行って市場に緊張感を復活させて一旦調整、そこから中間選挙までの緩やかな株価上昇を目論んで「や、9月0.75上げたけどこれで落ち着くはずだから。ね、次は0.25にするか、上手くいけば利上げしないって選択肢もあるからさ。9月の0.75は大目にみてね」的なハト派な発言が少しずつ多くなり市場の緊張感も緩やかに緩和させつつ14,000台復活に向けて上昇を開始すると、個人的にはこのようなストーリ(理想論とも言いますが笑)を考えております。
もちろん、相場なんてのは誰ひとりとしてわかるものはいないので、でもだからこそ個々人のストーリがあってもいいと思っておりますので、僕はこのストーリに沿って(もちろん状況によっては脱線や方向変換も躊躇なくやります)秋の中間選挙までは見ていきたいと思います。
こうしてトレードの想像をするのも楽しいですね(^^)
以上です(*^^*)
いつも応援ありがとうございます!