おはようございます!
僕が主戦場としておりますCFDナスダック100ミニ指数ですが、昨夜は前日比でマイナス1.87%とかなり大きめの下落となりました。
昨夜はアメリカはメジャーSQだったのでその影響もあるとは思いますが、個人的にはやはり23時発表の「ミシガン大消費者信頼感指数」の影響が大きかったのかなと見ております。
ちなみに「ミシガン大消費者信頼感指数」は、結果の数字が市場予想より強い(大きい)と経済は好調、数字が市場予想より弱い(小さい)と経済は不調であると見ますが、昨夜は予想69.1に対して結果67.7と下振れし、これは消費者が経済状況に悲観的であることを意味し、経済成長に悪影響を与えると考えられるとされていることから、米経済は「強い」とされている一方で、肝心かなめの消費者は「いや、不景気っしょ」と感じているようです。
2022.07.17
【ミシガン大消費者信頼感指数・投資で出会う言葉】ミシガン大消費者信頼感指数ってなーに?
◆ミシガン大消費者信頼感指数とは ミシガン大消費者信頼感指数とは、ミシガン大学のサーベイ・リサーチセンターが毎月発表する、消費者の動...
これは昨日のブログでも書きましたが、米10年債利回りがいまだ上昇トレンド中、2年債利回りも5%を超えて逆イールドが深まる、10月からは学生ローンの支払いの再開もあるし、コロナでばら撒かれた余剰資金もほぼなくなってきているというし、今後は消費が控えられて企業業績にとってマイナス面のほうが大きくなる要因のほうが多いような気がすると書きましたが、昨日のミシガンの結果をみますと、米経済は「インフレが収まってきてOK。FRBも利下げの段階だし株高株高」とはしゃぐ段階を優に通り越して、やはりリセッションの方向に大きく動いていく、つまりソフトランディングは難しいのではなかろうかという見方をしてしまいます。
ということで、昨日は上記の考え方からショートを明け方までホールドし、個人的に目安としているサポートラインまで到達したので利確し、昨夜は大きめの勝利となりました。
ちなみにPipsはこんな感じ。
一応、昨日の1時間足の見立てとその結果も載せておきます。
さて、気持ちを切り替えて、来週の見立てを考えてみましょう。
今日は大局を見たいのでとりあえず週足を見てみましょう。
7月17日につけた高値の上髭から延びる黄緑の下降のトレンドラインで実体が止められており、これから綺麗な下降トレンドを形成していくのでは?と思わせる動きとなっております。
よって、個人的には来週も下目線を継続し、今年の1月から伸びている紫の上昇のトレンドラインに触れるまでの下降を見てトレードします。
掲載しているチャートの青矢印は時間軸的には10月にかかっているので来週のイメージではありませんが、紫のトレンドラインを下抜ければ「この値動きも十分に考えられる」という意味の矢印でございます。
日足も見てみましょう。
ここでも、連日ブログで書いております「水色の抵抗線」で綺麗に叩かれて下落していることから、この抵抗線を来週中に上抜けるのはよほどのことがないと難しい(来週のFOMCで利下げするとか、年内利上げなしを示唆するパウエルさんのコメントが出るとか等)と判断し、さらには、とうとう朱色のトレンドラインを割り込んでしまい、ここで支えきれなかったのは大きいとみて、日足からも下目線を継続します。
ターゲットはとりあえず「15,270」付近までとします。
もう少し細かな値動きと作戦は、明日にでも1時間足を見ながら考えてみたいと思います。
以上です(*^^*)
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