おはようございます!
いつものように週末を利用して、しっかりと来週の見立てを立てていきましょう。
今日は週足をメインに、来週の大局を考えてみます。
早速ですがチャートをみていきましょう。
ご覧のように、先週も陽線で終わりましたので、これで3週連続の陽線となりました。
よく「11月は株価は強い」というアノマリー(季節性)を見聞いたしますが、結果だけを見るとどうやら本当のようですね。
で、それらを踏まえての来週ですが、チャートを見るとここからもう一段高値を狙ってもおかしくない位置にきております。
が、とりあえず上下両方を考えてみますね。
まずはこのままの勢いを継続して来週も騰がっていく場合。
いまのところ、今年7月の高値付近の抵抗線で止まっておりますが、これを抜けると今度は「16,760」付近まで大きな抵抗線はないゾーンに突入します。
ですがいきなりそこまで行くことは稀でしょうから、次にターゲットとするのは年初にマークした「16,564」がターゲットとなりそうです。
なのでロングで行く場合はとりあえずこの「16,564」を目指す展開になるのかを見てエントリーポイントを探っていきます。
具体的には、月曜日・火曜日くらいで「16,250」付近にいれば来週は思い切って週末までロングのイメージです。
もちろん地政学的なリスクもありますし、FRBの高官たちはまだタカな姿勢を崩しておりませんから楽観視は禁物です。
次に下がっていく場合を考えてみましょう。
チャートにありますように、今年7月の高値で止められていますので、ここから一旦調整に向かうことは十二分に考えられます。
ですが、需給に詳しい方の見解を見てみますと、売りのフロー(流れ)は一巡して強気の買いのフローが顕著だという見解ですので、下がる理由があるとすれば「利益確定売り」くらいしか見当たりません。
ファンダ的にも米政府閉鎖がとりあえずは回避され、長期金利もかなり下がってきている、労働市場の軟化も見え始めてインフレ懸念も落ち着いてきた、となると株価が騰がる理由のほうが多く、目先、ここから大きく下がることは考えにくい状況です。
ですが、「だからこそ」、楽観が支配しているときだからこそ警戒を解いてはいけないという思いも強くあるのです。
具体的にはまだ米国のスーパーコア(住居費を取り除いた、サービスに集約した指標)が落ち切っていないことを背景に、インフレ再燃の懸念が拭いきれていないことが主な理由でございます。
なので結論としては来週は上目線でこの上昇についていきたいと思いますが、上記の理由からインフレ再燃=12月会合でサプライズの利上げの可能性も排除せず、その辺りを市場はどう見てくるのかを注視しながらロット管理を徹底し、フルレバだけは絶対に避けて「恐る恐る」上昇相場に乗ってみたいというのが今のところの結論となります。
明日は日足と1時間足を使ってもう少し近い視点で考えてみますね。
以上です(*^^*)
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